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思い出をかたちに残す解体工事②
こんにちは!
京都市左京区の解体工事会社 沖潮開発です☺
今回は旭屋硝子店様の工房にお邪魔した時の様子をご紹介します。
現場から持ち帰ってきたガラスを持って、
神戸市長田区にある旭屋硝子店様の工房にお邪魔して、代表の古館様にお話を伺ってきました。
お忙しい中ご協力いただき本当にありがとうございます!
工房にお邪魔して、まず目に入ったのはたくさんのお皿。
今回現場から持ち帰ってきたガラスのように元々は建具などに使用されていたガラスから作られています。
たくさんありますが、ガラスの種類・厚み・模様のレイアウトなど、どれも1点物でとても綺麗です。
使用されているガラスは「昭和型板ガラス」と呼ばれていて、現在は生産されていないものだそうです。
ガラスの模様には一つ一つ名前がついていて、
上→銀河、中→のみち、下→なると という種類で、他にもたくさん種類があるそうです。
どれも元々はどこかの家の一部だったんだと考えると、一つ一つに物語があってロマンがありますよね!
続いてランプシェード。
いろんな模様を組み合わせて製作されていて、こちらも1つとして同じものの無い一点ものです。
明かりが消えた状態でもとても綺麗なのですが、明かりが灯るとより一層温かみが感じられます。
古館様にお話を伺うと、明かりを灯した時に天井にどう反射するかも考えながら制作されているそうです。
同じ種類のガラスでも形が変わると雰囲気が変わり、一つ一つこだわって製作されているのがよくわかりました。
使用されているガラスは最近よくある透明無地なガラスとはひと味違う個性的なガラスばかりで、
きっと元の持ち主の思い出の片隅にもしっかりと残っているのだろうなと感じました。
自宅や思い入れのある建物を解体する時、
こんな風に一部をかたちある思い出として手元に残しておくことができれば素敵ですよね。
今回現場から持ち帰ってきたガラスを見ていただきました。
上の写真は今回持ち込んだガラス。
こちらの模様は梨地というそうです。
型板ガラスの中では比較的最近まで製造されていた種類なのですが、
2年ほど前に製造終了となった種類だそうです。
前回の記事で見せていただいたガラスよりは控え目な模様ですが、
元の建具のように日常生活になじみやすい仕上がりになってくれそうです。
今回はこの梨地のガラスを4枚使用して、お皿とランプシェード製作していただくことになりました。
最後に、ガラスを加工する電気窯を見せていただきました。
窯の中に並んでいる白いお皿のようなものがモールドという素焼きの型です。
この型の上にガラスを乗せて熱を加えると、ガラスが自重で曲がってお皿の形になるのだそうです。
ガラスの加工はとても繊細な作業で、温度が低いとガラスが上手く曲がらず、高すぎるとせっかくの模様が消えてしまうので、適温を見極めるのが職人技だとおっしゃっていました。
ここで一つ一つ丁寧に思い出のガラスを新たな形に加工しているのを思い浮かべると、
なんだか心が温かくなりますね。
次回、ついに完成編です!
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